TeX の設定やら何やら
初期設定や周辺ソフトもろもろ
TeX のインストール
TeX Live がトレンドらしいがごしゃごしゃ頑張るの面倒なので http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~abenori/soft/abtexinst.html で済ませる。
あとで気づいたが [改訂第6版]LaTeX2e 美文書作成入門 買ったんだった。こいつのを読み込んでやっても良かったかもね。
エディタと文字コード
昔は Emacs (Windows では Meadow)+ YaTeX を使っていたが、Mac ならいいものの Win だと重い印象があったので TeXworks を使うようにした。reftex が使えなかったり、便利すぎる yatex 補完機能を使えないのは辛いとこだが bibtex も出来るしまあいいか。多分今後そう使わんだろうし…。
文字コードは UTF-8 化が進んでいるが、諸々の事情により Shift-JIS をデフォルトにしておく。まあ、tex ファイルの先頭に
%!TEX encoding = UTF-8 Unicode
と書いておけば Shift-JIS をデフォにしてる TeXworks でも UTF-8 で読んでくれるので特に問題はない。ちなみに Shift-JIS の場合は
%!TEX encoding = Shift-JIS
で OK。
あと、input を使う場合の親の tex ファイルを子の tex ファイルが指定するにはこれまたファイルの先頭に
%!TEX root = ../main.tex
とつけて相対パスを指定すればいい。
JabRef のインストール
bib ファイルの編集に使う。研究室入ってからよく使ってる。
JabRef - Free Reference Manager - Stay on top of your Literature から落としてインストール。
文字コードを TeXworks 同様、Shift-JIS にした。
そのままだと日本語文献を読むと画面下にでる情報欄で豆腐文字(これ→□)が出るので [オプション]>[設定]>[外観]>[表フォントの設定] で日本語表示できるやつに設定しておく。
TeX2img のインストール
パワポとかに tex の数式を貼るときに使う。「パワポじゃなくて beamer 使おうぜ!」とか昔言ってたが、数式が少ないのならパワポにこれ使ってぺたぺた貼ったほうが楽ということに気づき(気づくの遅い!)、beamer 使うのをやめた。
サービス終了のお知らせ から落としてきただけ。普通に動いた。
他の設定やら
デフォルトのプリアンブルを作る
出来たプリアンブルを C:/w32tex/share/texmf-dist/preamble/ とかに置いておく。
template.tex の作成
TeXworks.exe のあるとこから相対パスで ./twdata/templates/ の中にあるディレクトリを [ファイル]>[テンプレートから新規作成] で参照する。よって、ここに template.tex みたいな自分のテンプレートを置いておけばいい。
基本的に hyperref を使うか否か、数式環境での番号の振り方以外はプリアンブルに吸収させている。
TeXworks での pBibTeX の設定
TeXworks を開いて [編集]>[設定] で [タイプセットの方法] を
- 名前: pBibTeX
- プログラム: C:/w32tex/bin64/pbibtex.exe (パスが通ってるのでフルパスである必要はないのだが一応)
- 引数: -kanji=utf-8 と $basename
と設定して追加しておく。
この Shift-JIS だらけの環境でもちゃんと bib file が日本語含んでても文字化けせずにコンパイルできた。
JabRef の誌名短縮形の読み込み
JabRef では誌名短縮機能がある。論文誌や Google Scholar 等の検索ツールの出す bib ファイルは雑誌名を短縮していないことが多い。ただ、参考文献にするときの多くは短縮形を用いる。
そのリストを
%% abbreviations.bib
Physical Review Letters = Phys. Rev. Lett.
Physical Review A = Phys. Rev. A
Physical Review B = Phys. Rev. B
みたいに作っていけばいい。読み込みは [オプション]>[誌名短縮形の管理] で可能。
そこで作成することも出来る。
bst ファイルの編集
前にやった journal に url で指定されているサイトに hyperref を飛ばすやつだがまた後日。
面白いサイト
最近見つけた。当てはまってることがかなりあるので注意したい。
使ってはいけない LaTeX のコマンド・パッケージ・作法|Ichiro Maruta Homepage
http://ichiro-maruta.blogspot.jp/2013/03/latex.html